大切な友人の死
突然の友の死私が、会社を辞めて1年半が過ぎようとしている時、その連絡が入りました。
在職中からごく親しくしていた友人が亡くなった…
急だが葬式に来てくれという連絡でした。
ほんの一週間ほど前に旧交を温めたばかりの…その彼でした。
そのときはまさか次に会うのが葬儀だとは思いもしませんでした。
私は指定されたお通夜会場に向かいながら
「葬式なんて何かの間違いだろう…悪い冗談だよ、きっと…」
突然のことで、私はただ現実逃避をするしかありませんでした。
が、斎場に着くと、いやおうなしにその期待は打ち消されました。
ひときわ華やかな菊の花に囲まれ、祭壇の中で彼は微笑んでいました。
当然のようにお坊さんの読経、お焼香がなされ、奥さんや子供さんたちは、
悲しみにくれ参列者の一人ひとりに丁寧に会釈をしていました。
そのとき私は、こみ上げるとめどない悲しみと同時に、ふと、たとえようの無い違和感を感じたのです。
「何なんだろう・・この違和感は・・」
実は、このところ遠い親戚も含めて不幸続きでした。
つい数週間前にも友人のお父様が亡くなられて、その葬儀に参列したばかりでした。でも、そのときにはまったくわからなかった感情なんです。
「どうしてなんだろう?いったい何が変なんだ???」





